新しい人生を考えた1ヶ月
2月に入ってから、大きな事を二人で考え、計画し、行動してきました。
それは、新しい人生を考え、行動する事でした。
コロナの終息もまだまだな状況、どの職業の方の生活も思ってもみない方向に進む中、
白馬村も例外なく、観光地にお客様が来なくなり、宿泊施設・観光施設も大打撃となっています。
そのような状況の中、夫の職場では、希望退職した人には、半年の給料の保証という話がでました。
退職金のない職場で、これはチャンスかも!という事を考えました。
夫自身は、宿泊施設で働く事に、疲れた感じでしたし、夫の笑顔が多くなる生活に変えれるのなら、という事で、私から転職をすすめました。そして、転職に伴う引っ越しもかまわないと・・・・。
私が今、フルリモートワークになった事で、このような選択ができるのは、何かの運なのかもしれないと考えました。どこに行っても、お仕事が出来るというのは、有難い事です。
でも、夫の転職先が無ければ、こんな事もかないません。
夫は海の近くに住みたいような考えがありましたので、そのあたりで、仕事も見つける事にしました。
目星をつけて、住宅探しです。
偶然にも、姉が住んでいる地域で、職がありそうで、そのあたりで家を探すと私達が買えるお家は、姉の家から歩いて6分の所でした。
犬がいるので、賃貸ではなく、購入で探していたのです。
夫の面接が急遽決まり、一人で出かける事になりました。
不動産屋さんに連絡して、お家も見せてもらえることとなり、現地へ行けない平面フェチの私は、夫と、現地の姉夫婦にお家の事はお願いいたしました。
確認してきてもらいたい内容を平面に書き込み、夫に託しました。
当日の面接は、ほぼ会社案内となりほぼ、その場で採用な感じだったようです。
会社が用意してくれた宿泊施設からの、動画です。
お天気に恵まれました。
住むために、しっかり手を加えないといけない住宅ですが、ただ古いだけで、お庭も広め。
裏の勝手口から前までくるりと囲い、ランにするつもりで、動画も撮ってきてもらいました。
車2台入れるには、前の垣根を一部破壊しないといけないなどありですが、コンセントの位置、お風呂の給湯器や、エアコン使えるか使えないかなどなど、情報を集めてきてもらいました。
夫は1泊2日で往復12時間程の距離、頑張って帰ってきました。
お家を夫に現金で買ってもらって、お家の内装のリフォームをDIYし、ドックラン作り、最低限の家電を買う。このお金を私の退職金で賄う事が出来る状況になり、夫の転職先からも、しっかり採用の決定のお知らせをいただき、お引越しに向けちゃくちゃくと私の頭は進んで行っていました。
漆喰を塗るのが憧れでした。がんばるぞ~なんて動画を見て研究していました。
二人で、色々考えて楽しかったです。
結婚20周年目で、新しい生活を始めるなって、いいタイミングだと思いました。
夫は職場にも現状を話したのですが、結局、夫の意志で、白馬の生活を現状維持という結論を出しました。
移住の夢ははかなく消えました。白馬に家を残して、新しくお家を用意する事、車の買替えをあきらめる事、大変だしあきらめないといけない事も多いけど、夫が楽しいと思える時間を過ごせることを考えての計画でした。変わらぬ生活が続く事になりましたが、私の退職金がどのくらいだったのか、夫にばれてちょっと嫌です。あてにされないようにしなきゃ。
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